協力隊員の実態|青年海外協力隊
協力隊員の実態
隊員からの投稿やアンケートを通して、協力隊員の実態を探ってみました。
みんなの素直な感情や面白い感性が伝わってきます。
協力隊員の主張
ホームページ用にと、キシイ隊員に募集した「隊員の主張」。いろんな主張を頂きました。読んで納得、思わず笑ってしまうものもあります。
みんなの素直な感情や面白い感性が伝わってきます。
| 挨拶 | 彼らの握手と挨拶はやはり相当強烈だった。「ビオレ!」と言って右手を上げるのは、昔テレビで見たまんまやん、と。握手の後は立ち止まって長話が始まる。だが、目をあまり合わせない。 |
| トマト売りのおばちゃん | ケニアの女性は、おしゃれ好き。髪は、カツラ(ウイック)でショートストレート、口紅、香水おしゃれにきめて、ばっちりくっきり。そんな姿で、トマト売り。自分はうっとり、お客はうんざり。それでも話題は、おしゃれについて。夕暮れになって、買い物行けばおいらを捕まえ感想を求める。 |
| 日本の援助 | もうそろそろやめにしたらいいんじゃないでしょうか。だいたい日本だって懐事情がかつてのように良いわけじゃないし、無駄に使う金なんて1円だってないはずです。いや、そうあるべきです。それに、ケニア側の態度も問題。モイ大統領は日本の援助のあり方を評価してくれているらしいが、別に大統領に評価してもらわなくてもいいよ。欧米みたいにああしろ、こうしろと言わなくて金くれるんだったら評価もするっていうか、大歓迎でしょう。最近の新聞によると、ケニアは世界で4番目に汚職が横行してる国らしいです。自分の国のこともロクに出来ないところに、これ以上金をつぎ込んで何やってんでしょうか?そこまでしてアフリカのご機嫌とって、国連の常任理事国入りする意味があるんでしょうかね。常任理事国に入ることよりも、もっと日本がすべきことがあるのではないでしょうか。地球温暖化防止京都議定書の批准にしても、沖縄駐留アメリカ兵の相次ぐ婦女暴行事件にしても、「あー、もう!なんでいっつもこうやって、のらりくらりとしてんだよー。」って、日本かっこ悪いです。自分の国なのに何でこうかなーって思います。 |
| 交通手段 | 長距離バス、むちゃくちゃだ。日本からの中古車も多いが、シート・窓ともにぼろぼろ(キシイ行きは特にひどい)。乗るのは大変で、アジアの貧乏旅行にも劣らない。短い区間ながらももっと凄いのが、マタツと呼ばれる乗合バス。席が無い人は空気イスか中腰。 |
| 会話 | キシイの人達はキシイ語を話します。学校を出ていればスワヒリ語・英語も話せます。しかも同じ文中に3つの言葉が混ざっているのです。日本人にはケニア英語の方が聞き易い、と言われていますがどうでしょう。彼らの言葉はアクセント、というか母音が極端な気がします。まあ、慣れの問題もあるのでしょう。 |
| ムズング | 意味は「白人」。町中や道を歩いていると、今もこう呼びかけられる。初めの頃は愛想良く振り向いていたが、あまり良い意味では無いことにうすうす感づいた。そこで毎回否定する。「俺は白人じゃない。」「俺は黄色だ。」こちらにとっては大きな違い。白人=金持ち、白人=宗主国、という図式から自分は何とか逃れたい。 |
| ケニアの父親 | 僕はケニア人の家庭の2部屋を間借りするような形で暮している。晩御飯もその家族とよく食べる。その家族の中でもお父さんのジョンが僕は好きだ。僕が会ったケニア人の中でもっとも信用できる人物だ。朝なかなか起きないでいると「学校行かないのか?」とか、「具合でも悪いのか?」と心配してくれる。子供達はお父さんを恐れているが、とても好いてもいる。怒られて泣いているときもあれば、一緒に冗談を言って笑いあっている。真夜中に家の前で不審な車が止まっていると、家族を守るため、彼は武器を持って確認に行く。 |
| チャイニーズ | キシイの町中で、自分たちに対して「ムズング!」と同じ位、あるいはそれ以上に多い呼びかけの言葉がこれ。どうやらインド人と日本人の違いは彼らにも分かるようだが(キシイにはインド人が多い)、この町で見たことも無い中国人の名で呼ばれるのはどうした訳だろう。大抵は無視するが、「俺は日本人だ」と言う事もある。そうすると相手は嬉しそうに、「トヨタ、ホンダ、ニッサン、ミスビシ、ススキ、…」と日本の会社の名前を連呼し始める。 |
| ポール | 隣りのポールをどうにかして欲しい。俺はミスター・ポールと同じ屋根の下に住んでいる。玄関は違うが天井がないので壁越しに会話もできる。 |
| なあなあ | キシイの人達の特徴を挙げるとすれば、まず出てくるのがこの”なあなあ”(まあ、良いじゃない)でしょう。時間には必ず遅れ、物の値段はいいかげん。貸し借りについてもとてもアバウトなのです。 |
| Jared Onduso | さて、私は生徒の人気者である。みんな私が大好きだ。ところがそんなかわいい生徒の中にあって、わたしがとっても大好きなのにとってもつれない男の子がいる。 |
日頃思っている事を文章にしてもらいました。みんなそれぞれの視点で生活を送っているのが分かり、とても面白かったです。
活動を終えてしばらくすると思い出は美化されていきますが、違う文化の中で葛藤があった事も忘れずに居たいものです。
協力隊員アンケート
キシイグループ派遣隊員へのアンケートです。
メンバーみんなの協力で、面白い視点から協力隊員の実態を見る事が出来ました。
| 1.起床時間は? | ![]() |
(副部長)6:30前ってまだ暗いでしょうに。ケニアって標高高いからよく眠れないっすよね。 |
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| 2.就寝時間は? | ![]() |
(副)飯食ったら特にすることもないはずなんですが、みんな何やってんでしょうか?暗いからねー、本読んでも眼が疲れるんだよね。 |
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| 3.タウンから家までどのくらいかかる? | ![]() |
(副)マタツ(乗合バス)でこのぐらいですか。まあ、マタツがあればって話なんだよねー。この前なんて6時間も待ってマタツ来なかったし。 |
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| 4.あなたの学校の生徒数は? | ![]() |
(副)これは興味深い!規模が大きな学校小さな学校との二極化が見られますよ。へー、そうだったんだ。 |
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| 5.あなたの学校の先生の数は? | ![]() |
(副)ここでも二極化が見て取れますね。鬼ヶ島みたいな形ですもん。 |
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| 6.自分の学校に対する満足度は? | ![]() |
(副)とても満足している隊員が多いとは、驚き、桃の木、山椒の木です。でも満足してるのは良い事です。 |
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| 7.自分の家に対する満足度は? | ![]() |
(副)ここでも全体的に満足している傾向が見られます。全世界の隊員の中で、ケニア理数科教師が最も隊員らしい家に住んでるのにもかかわらず、ここまで満足してるとは!えらいぞキシイ隊員! |
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| 8.グループ活動に対する満足度は? | ![]() |
(副)さてと、グループ活動の満足度ですが、満足してるとは言えないですね。やっぱり、今いるキシイ隊員はグループ活動立上げに関わったメンバーが一人もいないので、こういう結果になったのではないでしょうか。 |
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| 9.日々忙しいですか? | ![]() |
(副)何がそんなに忙しいんでしょうかね?ポレポレの国ケニアではポレポレとやってきましょう。ねえ、部長。この有り余るほどの時間が10年後の私達の血となり肉となるのです。 |
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| 10.日本が恋しいですか? | ![]() |
(副)これはけっこう綺麗に分かれたのではないでしょうか。ケニア想えば日本恋し。日本想えばケニア恋し。 |
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| 11.ケニアで入院したことありますか? | ![]() |
(副)やっぱ原因はマラリアでしょう。ある入院経験者のコメント「ご飯は病院食でない。高熱でゲロゲロ吐いてるのにフルコースがでてくる。」これは、東アフリカで一番とうたわれているナイロビ病院のことでしょう。 |
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| 12.恋人はどこにいる? | ![]() |
(副)海を越えて恋愛組が、すぐそば組にダブルスコアで負けちゃってます。人間なんてラララー。 |
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| 13.週末の過ごし方は? | ![]() |
(副)人それぞれでしょう。教会に行ったり、同僚のケニア人の家に遊びに行ったりする人もいますね。教会行っても、すべて部族語で何が何だかさっぱりですが、雰囲気は楽しめます。 |
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| 14.日本から送って欲しいものは? | 日本食、さば缶、みそ汁、まぜりゃんせ(スパゲッティに混ぜるやつ)、カレールー、諭吉の札束、写真、AOL.ver6.0、手紙、真心、明日への希望、電子機器、歌のテープ、冷蔵庫、テレビ、お○もと、プレステ2、なし(満足してる) |
| 15.グループ活動の良い点は? | 日本語が喋れる、物やアイディアの共有、日本人がいっぱい、みんなで赤信号を渡れる、悩みをシェア、ストレス解消、大きいことが出来る (副)世界で初めての理数科教師グループ活動の良い点は以上のようになりました。これからの参考にしてください、日本の援助関係の方々。ケニア人側からはどう思われてるのでしょうかね。 |
| 16.グループ活動の悪い点は? | 日本人が多すぎ、任地にこもれない、忙しい、むかつく奴がいる、1人になれない、なれあい、なあなあ、生徒に会えない (副)その通りです。せっかくケニアにいるのに、日本人がいっぱいで、日本人でかたまって、なれあって、あー嫌だ。日本人とは日本に帰ってから存分に付き合ってください。上手い距離の取り方、バランス感覚が大切でしょう。 |
ホームページを作っている時にふと思いついた、キシイ隊員へのアンケート。これも、人数が居るからこそ出来る事なのかもしれません。
いろんな質問をする事で、学校・グループ派遣・生活のそれぞれのバランスをどうやってとろうかと試行錯誤するキシイ隊員の姿が少し見えた気がします。副部長のコメントも面白いです。
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